世界大百科事典(旧版)内の最大巡航速度の言及
【飛行機】より
…曲線上のE点に相当する速度で飛べばいちばん経済的だが,ここでは一般に速度が遅すぎて時間もかかるし,風の影響も受けやすいので,航続率が最大値の99%になる点Lをもっとも経済的な巡航速度とし,長距離巡航速度という。ふつうはいろいろの条件を考えて,これより速い速度を選ぶか,あまり最大巡航速度(エンジンの耐久性や機体の強度などを考慮して許される最大の巡航速度)Mに近づくと,航続率が低下して不経済になることがこの曲線でも示されている。超音速飛行
[上昇限度と与圧室]
飛行機は速度だけでなく,高度についても飛べる範囲が決まっている。…
※「最大巡航速度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」