世界大百科事典(旧版)内の最小多項式の言及
【体】より
…Lの元aに対して,Kに係数をもつ多項式f(x)=xn+c1xn-1+……+c2xn-2+……+cn(n≧1)のうち,f(a)=0となるものがあれば,aはK上代数的であるといい,そうでないとき超越的であるという。またこのとき,このようなf(x)のうち次数nが最小のものをaの最小多項式という。Lの元がすべてK上代数的であるとき,LはKの代数拡大であるといい,そうでないとき超越拡大であるという。…
【代数的数】より
…代数的数でない数を超越数という。代数的数αを根とする有理数係数の多項式で,最高次の係数が1であり次数が最低のものをαの最小多項式という。これはαによって一意的に定まる。…
※「最小多項式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」