最小多項式(読み)さいしょうたこうしき

世界大百科事典(旧版)内の最小多項式の言及

【体】より

Lの元aに対して,Kに係数をもつ多項式f(x)=xnc1xn-1+……+c2xn-2+……+cn(n≧1)のうち,f(a)=0となるものがあれば,aK上代数的であるといい,そうでないとき超越的であるという。またこのとき,このようなf(x)のうち次数nが最小のものをaの最小多項式という。Lの元がすべてK上代数的であるとき,LKの代数拡大であるといい,そうでないとき超越拡大であるという。…

【代数的数】より

…代数的数でない数を超越数という。代数的数αを根とする有理数係数の多項式で,最高次の係数が1であり次数が最低のものをαの最小多項式という。これはαによって一意的に定まる。…

※「最小多項式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android