世界大百科事典(旧版)内の最小曲線半径の言及
【道路】より
…このため,fについては快適性,安全性を考慮して,ふつう0.1~0.15とする。iは0.06~0.10(1mの距離で6~10cm上がるこう配)くらいが妥当であり,道路構造令ではi=0.06に対応するRの値を最小曲線半径の規定値としているが,地形その他特別の理由がある場合はi=0.1を用いている。このようにして求められる最小曲線半径は,設計速度で走行した場合の安全性と快適性を保証する最低の値であって,実際にはこれより大きい値を採用することが望ましい。…
※「最小曲線半径」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」