世界大百科事典(旧版)内の月並句合の言及
【月並】より
…ところが俳諧の場合は,素人衆の高級なことば遊びのために提供された場としての性格が濃く,俳諧の宗匠はそこからの収入をあてにしていたと考えられる。俳諧のジャンルで月並の語が一般化するのは,18世紀中ごろに生まれた月並句合(くあわせ)である。この発生については不明の部分が多いが,京の嘯山(しようざん)や蕪村一派によって行われだしたものと思われる。…
※「月並句合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」