《月泉吟社》(読み)げっせんぎんしゃ

世界大百科事典(旧版)内の《月泉吟社》の言及

【詩社】より

…16世紀初頭,明代においては,有力者が詩社の主宰者となり,隔年にテーマを決めて広く一般に知らせ,当該年の春に応募作を集め,詩人を招請して作品の判定者とし,優劣の順位を発表し,優秀作を選んで詩集として出版するなど,科挙に似た方法も行われていたという(李東陽《懐麓堂詩話》)。このような詩社の作品集は後世にほとんど伝わらず,13世紀後半,宋末・元初のころに呉渭が主宰した〈月泉吟社〉から刊行された同名の《月泉吟社》1巻(60人,74首)が知られる程度である。【荒井 健】 日本では漢詩の流行した江戸時代の中期から明治時代にかけて,多くの詩社がつくられた。…

※「《月泉吟社》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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