有責主義(読み)ゆうせきしゅぎ

世界大百科事典(旧版)内の有責主義の言及

【離婚】より

…裁判離婚においては,法定離婚原因が厳格に適用されるが,大多数を占める協議離婚と調停離婚では,法定離婚原因には関係なく,実情に応じて離婚がなされている。大胆にいえば,1%の有責主義と99%の破綻主義が同居しているような二元性がある(1987年9月,最高裁は有責配偶者の離婚請求を条件つきで認める判決を下した)。 最近の離婚調停申立て理由では,性格相違についで,異性関係,暴力,虐待が多く,協議離婚では,性格相違についで,異性関係,経済,性などを理由とするものが多い。…

※「有責主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む