朗庵(読み)ろうあん

世界大百科事典(旧版)内の朗庵の言及

【虚無僧】より

覚心は,1249年(建長1)入宋し杭州(浙江省)霊洞護国寺の無門慧開に参じたが,そこで普化和尚の法流にある張参と親交し,竹管吹簫の秘奥を稟(う)け1254年の帰朝時に張参の徒宝伏(法普)ら4居士(こじ)を伴い,開創寺の興国寺(和歌山県由良)に普化庵を設けた。その派徒から室町期に朗庵(風穴道者)と称する者がでて普化宗がさかえたといわれる。また宝伏の法を継いだ金先(下総小金,一月寺開祖)が尺八を法器とし薦僧のもととなったともいわれる。…

※「朗庵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む