朗詠江注(読み)ろうえいこうちゅう

世界大百科事典(旧版)内の朗詠江注の言及

【江談抄】より

…この書の編纂を通してたくわえられた豊富な故事についての知識が基盤をなしていよう。また詩文にまつわる話柄については,その大きな原拠の一つとして《和漢朗詠集》の詩句に加えられた匡房の注,いわゆる〈朗詠江注〉がある。このように,全体を通して匡房の学問が間接的あるいは直接的な形で大きくかかわっているが,それが多岐にわたり雑多に示されているところに本書の特徴があり,統一ある世界を成す説話集とは異なる。…

※「朗詠江注」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む