朝鮮人旅行取締令(読み)ちょうせんじんりょこうとりしまりれい

世界大百科事典(旧版)内の朝鮮人旅行取締令の言及

【在日朝鮮人】より


[形成過程]
 在日朝鮮人は1911年末には約2500人であったが,日本の土地略奪政策の遂行による農民の零落と,日本資本の労働力需要の増大によって1920年には3万人を超えた。三・一独立運動後の1919年4月,当局は〈朝鮮人旅行取締令〉を公布し日本への渡航を抑制した。しかし,20年代に入り日本渡航者はさらに増加し,30年末には在留人口は30万人に上った。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」