世界大百科事典(旧版)内の《朝鮮基督教史》の言及
【ダレー】より
…1852年に同会の神学校を卒業後,アメリカ,カナダ等で布教。のちパリで71年から翌年にかけて《朝鮮基督教史》(全2巻,1874刊)を執筆した。この書は,朝鮮の丙寅教獄(1866)で殉教した同会所属の神父ダブリュイM.A.N.Daveluy(漢名は安敦伊)が収集し,パリの同会本部に送付していた資料に依拠したもので,朝鮮キリスト教史の基本文献となっている(序論は《朝鮮事情》の題で邦訳がある)。…
※「《朝鮮基督教史》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」