世界大百科事典(旧版)内の木割術の言及
【木割】より
…木砕(きくだき)ともいわれ,初めは部材の木取りを目的とした技術であったが,後には組上げまで規定するように発展した。また木割術ともいい,木割を記述したものを木割書という。柱の間隔(柱間(はしらま))と柱の太さとを基準とし,長押(なげし)・斗(ます)・垂木(たるき)・屋根などの外部はもとより,床(とこ)・違棚・付書院などの内部意匠もすべて部材比例で示す。…
※「木割術」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」