木曾馬(読み)きそうま

世界大百科事典(旧版)内の木曾馬の言及

【ウマ(馬)】より

…明治の末に輸入されたが成績が悪くまもなく中止された。
[在来種]
 日本に古くから飼育されていた在来の小格馬には,ドサンコ(道産子)の名で親しまれている北海道和種(イラスト),旧藩制時代の遺残種である木曾馬と御崎馬,島嶼(とうしよ)型の小型在来馬として対馬の対州馬と宝島の吐噶喇(とから)馬,沖縄在来の宮古馬と与那国馬の7馬種がある。いずれも顔面や四肢の白徴はなく,背中に鰻線(まんせん)をもつものが多い。…

【木曾福島[町]】より

…明治以降木曾郡の行政中心地となったほか,1947年には木曾御料林を管理する帝室林野局木曾支庁も置かれた。1950年代まで木曾地方は日本在来馬の木曾馬の生産地で,町では馬市が開かれていたが,現在は牛市に変わった。名所,史跡が多く,関所跡や木曾義仲の墓のある興禅寺,島崎藤村の《家》に描かれた高瀬家などがあり,交通関係資料を展示した町立郷土館もある。…

※「木曾馬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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