世界大百科事典(旧版)内の木立性ベゴニアの言及
【ベゴニア】より
…しかし,ベゴニアは近縁な種間で雑種が容易にできるだけでなく,これらの群の間でも雑種が生じ,中間的な形質をもつものもあるので,必ずしも常にはっきり区別できるとは限らない。(1)木立性ベゴニア 茎がしっかりして,一見,木質化したように見えるものや,やや多汁質の茎が多数,叢生(そうせい)するもの,茎が太って多肉質になるもの,あるいはつる性になるものなどさまざまなものがある。最近はレノール・オリビエ,オレンジ・ルブラ(イラスト),かがり火,青鶴,ミセス・ハシモトなど四季咲き性の強い園芸品種が多数市販され,それらはブラジル原産のコッキネアB.coccineaやディクロアB.dichroa,マクラータB.maculata,コラリーナB.corallinaなどを基に育成されたものである。…
※「木立性ベゴニア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」