本願功徳聚(読み)ほんがんくどくじゅ

世界大百科事典(旧版)内の本願功徳聚の言及

【本願】より

…浄土教では,弥陀が本願を立てて救済しようとしている対象,すなわち悪人や凡夫を本願の実機(じつき),本願の正機などという。また弥陀を,本願によってはかりしれない功徳をつんでいるとみて,本願功徳聚(くどくじゆ)とたたえる。本願は衆生を浄土によぶ弥陀の勅命だとして,本願招換の勅命と称することがあり,信者が弥陀の本願のはたらきにあまえてつけあがることを本願誇りという。…

※「本願功徳聚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android