札幌黄玉(読み)さっぽろきだま

世界大百科事典(旧版)内の札幌黄玉の言及

【札幌[市]】より

…一方,工業は開拓使時代に主として創成川以東に官営工業として成立したサッポロビールや雪印乳業などの食料品工業がその中心をなし,工業出荷額は全道の13%(1993)を占め,道内1位である。農業では東区の伏古(ふしこ)川の自然堤防を利用したタマネギ栽培が古くから〈札幌黄玉〉として知られたが,都市化の進展に伴い,花卉栽培などに転換している。1972年の札幌冬季オリンピック大会の開催を契機に地下鉄南北線,東西線,東豊線が開通し,市街地の整備が進んだほか,本州からデパート,ホテルが進出し,札幌の名を国際的に広めた。…

※「札幌黄玉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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