朱陸折衷論(読み)しゅりくせっちゅうろん

世界大百科事典(旧版)内の朱陸折衷論の言及

【呉澄】より

…彼は豊かな学殖のゆえに,程文海(1249‐1318)の知遇を得て異例の抜擢をうけ,官界・学術界に重きをなし,許衡(きよこう)と並んで元の二大儒と称された。朱子学を基調としながらも,それが固陋に陥るのを考慮して陸象山の心学を導入して部分修正を試み,ために朱陸折衷論の先駆と評された。また異民族王朝に仕えた彼はてきびしい評価をうける。…

※「朱陸折衷論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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