李塨(読み)りきょう

世界大百科事典(旧版)内の李塨の言及

【顔元】より

…初め朱子学を学んだが,やがて読書静座の非現実性を悟って,兵農礼楽などの社会的実用を目的とする実学と,農耕をも含む労働を尊ぶ習行論をとなえ,孔子,孟子の本来の面目に帰ることを主張。しかし,彼の考えは弟子の李塨(りきよう)(1659‐1733)による普及活動にもかかわらず,一部の人々にしか受けいれられず,200年後の清末の戴望(1837‐78),また中華民国時代の四存学会によってようやく顕彰された。主著《四存編》は《顔李叢書》に収録されている。…

※「李塨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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