李生窺牆伝(読み)りせいきしょうでん

世界大百科事典(旧版)内の李生窺牆伝の言及

【金鰲新話】より

…執筆年代は慶州の金鰲山に居を構えた31歳から36歳(1466‐71)の間という説が有力。完本は失われ,〈万福寺樗蒲記〉〈李生窺牆伝〉〈酔遊浮碧亭記〉〈南炎浮洲志〉〈竜宮赴宴録〉の5編が伝わる。〈李生窺牆伝〉は,開城に住む李生という学生が崔娘と佳縁を結び,不幸にも崔娘は紅巾の乱に死亡するが,幽霊となって李生と再会し夫婦生活を営むという話。…

※「李生窺牆伝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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