世界大百科事典(旧版)内の村上国治の言及
【白鳥事件】より
…1952年1月21日夜,札幌市警察本部警備課長の白鳥一雄警部が自転車で帰宅途中,後方から自転車で追ってきた男にピストルで射殺された事件。警察は日本共産党関係者の犯行と断定して,同党札幌市委員会委員長の村上国治らを逮捕,札幌地方検察庁も55年8月,村上とほか2人を殺人の共謀共同正犯として起訴した。村上は,警察のでっちあげだとして無罪を主張しつづけ,〈無実の国治を返せ〉と叫ぶ救援運動が活発になった。…
※「村上国治」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」