世界大百科事典(旧版)内の村上雅房の言及
【気象学】より
…大気の状態,およびそのなかに起こる現象を気象とよび,これに関する学問を気象学という。この場合の大気とは,ふつう高度80kmくらいまでの領域のものをいい,それより高いところの大気を扱う学問を超高層大気物理学とよぶ。これは,(1)80kmくらいまでであると大気の成分の構成がほとんど同じであるが,それより高くなると変わってくる,(2)80km以上にある大気の量は,全大気の100万分の1以下できわめて少なく,地上付近の気象にはほとんど影響がない,(3)地上で観測されるいちばん高い雲である夜光雲の高度が80kmくらいである,などによるものである。…
※「村上雅房」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」