村田海石(読み)むらたかいせき

世界大百科事典(旧版)内の村田海石の言及

【書】より

…日下部鳴鶴の弟子,比田井天来(ひだいてんらい)(1872‐1939)は碑法帖など広く研究を進め,書学院を開いて多くの子弟を養成し,現代書道界に与えた影響が大きい。義務教育が始まり,書道においては御家流を改めて唐様系の書を採用し,巻菱湖の書が学校教育に受け入れられて,その系統の村田海石(1835‐1912)の習字手本が多く用いられた。御家流はしだいに影をひそめつつあったおりしも,三条実美らによって平安時代の名跡を研究する難波津会が組織された。…

※「村田海石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android