世界大百科事典(旧版)内の束縛条件の言及
【解析力学】より
…この場合,この力学系の自由度fは空間の次元数3である。もっと一般にn個の粒子に対し同様な運動方程式がたてられればf=3nであり,またこれらの座標間に一定の関係,例えばh個の式gν(x1,……,xn=0が運動方程式と独立に成立している場合(これを束縛条件という),自由度はf=3n-hとなる。そして粒子の位置座標は必ずしも直交座標系に限られる必要はなく,各質点の直交座標の代りにそれらを互いに独立なf個の関数によって,q1,q2,……,qfで体系の配置を表してもよい。…
※「束縛条件」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」