杭打船(読み)くいうちせん

世界大百科事典(旧版)内の杭打船の言及

【作業船】より

… 防波堤や岸壁などの構造物工事用作業船のうち,クレーン船(起重機船)は,デッキクレーンやウィンチを装備し,重量物の運搬や据付作業に供せられる。杭打船は甲板上にタワー(櫓)を設け,直径1~2m,長さ約40mくらいの杭をディーゼルハンマーや蒸気ハンマーなどの杭打機により海底に打ち込むことができる船で,護岸工事などにおけるコンクリート杭や鋼矢板などの打込みに用いられる。タワーは前後に傾斜でき,斜め打ちも可能である。…

※「杭打船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android