世界大百科事典(旧版)内の東カメルーンの言及
【カメルーン】より
…第1次世界大戦が始まると,カメルーンは隣接するイギリス領,フランス領から攻撃を受け,1年半の抵抗ののちにドイツ軍が敗退して両国の占領下に入った。両国は1916年の協定に従い,ナイジェリアに隣接する全土の1/5の地域(西カメルーン)をイギリスが,残る4/5の地域(東カメルーン)をフランスが統治することとした。ベルサイユ条約で取り決められた一般原則にしたがって,22年に西カメルーンはイギリスの,東カメルーンはフランスの委任統治領となった。…
※「東カメルーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」