世界大百科事典(旧版)内の東亜煙草会社の言及
【タバコ(煙草)】より
…専売制になる直前には,きわめて少数の巨大製造業者(村井兄弟商会,岩谷商店,千葉商店)と,5000をこす零細業者という二極に分化した状況であった。 民営時代のタバコ輸出入業者を中核として,政府の指導のもとに1906年東亜煙草会社が設立された。この新会社は専売局製造のタバコの輸出と,現地での製造販売にとり組み,約半世紀の間ブリティッシュ・アメリカン・タバコ会社(アメリカン・タバコ会社の後継会社で,現在のB.A.T.インダストリーズ社)と中国市場で激烈な競争を続けた。…
※「東亜煙草会社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」