東京パイプライン(読み)とうきょうぱいぷらいん

世界大百科事典(旧版)内の東京パイプラインの言及

【パイプライン】より

…50年代にベネズエラで水深30mの海底パイプラインが建設され,大陸棚油田の開発とともに海底敷設の技術も進歩し,各地に海底パイプラインが作られている。 日本でのパイプラインは,1955年ころから港湾,コンビナート,発電所を結ぶ小規模なものが作られはじめ,62年には新潟の天然ガスを東京に運ぶ本格的な東京パイプライン(延長304km,口径305mm)が完成し,臨海石油コンビナートには短距離大口径の海底パイプラインが作られている。72年には,石油需要の急速な伸びと迫(ひつぱく)した石油輸送の状況下で,外国との立遅れを解消し,安全で低廉な輸送手段としてパイプラインを計画的に整備するために,石油パイプライン事業法が制定されており,とくに輸送の安全性と公共性を確保するための厳重な規定が置かれている。…

※「東京パイプライン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む