世界大百科事典(旧版)内の東京市区改正条例の言及
【都市計画】より
…1872年(明治5)の大火で焼失した銀座れんが街の復興は,都市改造事業の最初のものであった。次いで88年には東京市区改正条例が公布され,皇居周辺と下町の一部を対象として,道路の新設・拡張,河川・橋梁・公園の整備が行われたが,この間に日本の産業革命が進行し,東京,大阪をはじめとする大都市や港湾都市の都市化が急速に進み,1919年に都市計画法と市街地建築物法が公布された。東京をはじめ六大都市はこれらの法律に基づいて,都市計画区域,用途地域・防火地区の指定,幹線道路網等の計画を決定し,やがてその他の中小都市もこれにならった。…
※「東京市区改正条例」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」