東京都環境影響評価制度(読み)とうきょうとかんきょうえいきょうひょうかせいど

世界大百科事典(旧版)内の東京都環境影響評価制度の言及

【超高層建築】より

…これらの諸問題のうち,具体的かつ有効な解決方法の糸口が見いだされているものは,電波障害および上下水道程度であり,それ以外の影響要因についてはいくつかの解決手段が講じられているものの,基本的な問題解決には至っていないのが現状である。そのような状況の中で,東京都は1980年,〈東京都環境影響評価制度〉を制定し,81年より施行している。これは高さが100mを超え,総床面積が10万m2を超える建物について,土地利用,大気汚染,騒音,振動,地盤沈下,日照阻害,電波障害,風害,地形・地質などの項目について,事業の実施前に調査を行って,影響についての予測と評価をしようとするものである。…

※「東京都環境影響評価制度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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