世界大百科事典(旧版)内の東宝劇場の言及
【少女歌劇】より
…40年10月,宝塚少女歌劇団は宝塚歌劇団と改称,第2次世界大戦の進展とともに批判を浴びるようになったが,慰問公演などで切りぬけ,敗戦後は46年から活動を再開した。東京では本拠の東宝劇場が進駐軍に接収されているため日本劇場,江東劇場,帝国劇場を転々としたが,55年に東宝劇場が接収解除となり,大作《虞美人》を一本立上演した。その後も宝塚の大劇場と東宝劇場で,スター中心主義,レビュー形式の活動を続け,《華麗なる千拍子》(1960),《ベルサイユのばら》(1974),《風と共に去りぬ》(1977)などのヒット作を生み出している。…
※「東宝劇場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」