世界大百科事典(旧版)内の東証旧ダウの言及
【株価指数】より
…トロント,ロンドン,パリ,東京の各株式(証券)取引所もこの指数方式を採用している。 東京証券取引所では当初,市場第一部の代表225銘柄のダウ式修正平均株価(東証225種ダウ式平均株価,通称東証旧ダウ)を採用してきたが,これは本質的には単純平均であり,わずかな小型値がさ株の動きに左右されやすいという不備を改めると同時に,世界共通の指数とするため,1969年より時価総額方式の株価指数(東証株価指数)を発表するようになった(ただしダウ式平均株価は日経ダウ平均株価の名称で日本経済新聞社に引き継がれた)。現在,日本において日々発表されている株価指数の代表的なものが東京証券取引所が発表するこの東証株価指数であるが,そのうち最もよく利用されるのが東証株価指数(総合)で,これは市場第一部全銘柄の総合指数である。…
【ダウ式平均株価】より
…日本では,この方式による平均株価は東京証券取引所によって50年9月に初めて算出された。上場株のうち225種につき(大阪証券取引所は250種),開所時の176円21銭(1949年5月16日)を基準としたダウ式平均株価(東証ダウ式平均株価,後述のように東証旧ダウともいう)が発表されている。 ダウ式平均株価は一方では次のような欠点もある。…
※「東証旧ダウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」