松会市郎兵衛(読み)しょうかいいちろべえ

世界大百科事典(旧版)内の松会市郎兵衛の言及

【本】より

…江戸では出版物も十数枚綴じの古浄瑠璃本や絵入本が主であったが(現存のうち《にしきど合戦》(1665)が古いほうである),これより以前の正保年間(1644‐48)の〈武鑑〉あたりから出版が始まったといえよう。《長明物語》(1648),《武者物語》(1656)はともに松会(しようかい)市郎兵衛の出版である。《にしきど合戦》の版元ははんぎや又右衛門で,別に又左衛門が《うぢのひめきり》(1658)などを出版しており,この2人は1674年(延宝2)まで出版活動をしている。…

※「松会市郎兵衛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む