松廼家〆寿(読み)まつのやしめじゅ

世界大百科事典(旧版)内の松廼家〆寿の言及

【桂文楽】より

…もと印判屋。6代文治に入門し,文七から文鏡になったところで,松廼家〆寿(まつのやしめじゆ)の名で新富町から幇間(ほうかん)に出て,吉原に転じて荻江文三と称したが,落語界に復帰して4代目襲名。幇間の経験がものをいい,《音羽丹七》《雪の瀬川》などの花柳界物を得意にし,その口ぐせから〈デコデコの文楽〉と呼ばれた。…

※「松廼家〆寿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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