松木金座(読み)まつききんざ

世界大百科事典(旧版)内の松木金座の言及

【甲州金】より

…しかし甲州の民衆の抵抗にあい甲州金の通用は認めた。13年に長安が失脚すると,松木氏のみが再び甲州金を鋳造するようになり,甲府佐渡町に江戸後藤金座の監視のもと松木金座がおかれ,以後近世を通じて松木氏が鋳造を行った。しかし小判と甲州金との両替率が金の実際含有量にあわず甲州金に不利だったこと,年貢等によって幕府に回収されたこと,増改鋳を行わなかったので不完全な通貨が出るようになったこと等により,幕末にはほとんど姿を消した。…

※「松木金座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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