板倉重宗二十一ヶ条(読み)いたくらしげむねにじゅういちかじょう

世界大百科事典(旧版)内の板倉重宗二十一ヶ条の言及

【所司代】より

… 京都所司代の権限は,朝廷,公家,寺社の支配,京都市中,上方八ヵ国の公事・訴訟・検断,さらには西国支配にも及んだ。板倉父子の時代に江戸幕府の京都支配は確定するが,ことに重宗の時代に定められた板倉重宗二十一ヶ条は訴訟方・商売・質など京都施政の細部にわたって規定したものであり,のちの京都施政の基本法となった。所司代は江戸幕府の職制の上では老中に次ぐ重職であり,大坂城代,寺社奉行,奏者番などから昇進し,事を終えたときは老中に昇格した。…

※「板倉重宗二十一ヶ条」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android