世界大百科事典(旧版)内の枠取り法の言及
【個体数推定法】より
…必要に応じてこれを引きのばして総数の推定を行う。標本の取り方としては枠取り法(一定面積を決め,その中の全数を計数する),線あるいは帯状調査域法(一定の線上,あるいはそれに幅をもたせた帯状域内の個体数を計数する)といった現地での直接観察と,なんらかの方法で生物を採集して推定する方法とがある。前者には飛行機による大型哺乳類の調査(センサス)や深海底の写真による調査なども含まれるし,クジラ類の船からの目視計数,遡上(そじよう)あるいは降海するサケ・マス類を魚道で計数することなどもこのカテゴリーである。…
※「枠取り法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」