世界大百科事典(旧版)内の枠練りセッケンの言及
【セッケン(石鹼)】より
…化粧セッケンはニートセッケンに高温時に香料,色素,ビルダーを加えて混和し,冷却固化して成形,乾燥するか,これをさらにチップ状として再加熱し,冷却ロールで練りながら水分を15%前後とし,さらにロールで練りを繰り返し,真空押出機で押出成形する方法をとる。前者は枠練りセッケンと呼ばれ,内部に水が入り込みにくく,冷水には溶けにくいが,湯には溶けやすく,浴用セッケンに適する。後者は機械練りセッケンと呼ばれ,セッケンの結晶が細かく,水分が入り込みやすく,冷水によく溶ける。…
※「枠練りセッケン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」