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柏崎具元 かしわざき とももと

朝日日本歴史人物事典の解説

柏崎具元

没年:安永1.8.11(1772.9.8)
生年:生年不詳
江戸中期の国学者。本姓は北畠。名は要,具慶,通称三郎右衛門。永以,元珍と号した。持明院基輔門人(『古今沿革考』奥書)。10種に余る著書のうち,『古今沿革考』(1730年完成)のような和漢古代の故実に取材したものもあり,一方,中世末期から江戸極初期の徳川創業や市中風俗の沿革を精しく考究した随筆『古老茶話』や『事蹟合考』(1746年起筆,全5巻)のごときもある。大道寺友山の『落穂集』(1728)にならって江戸開城の様子を述べた『事蹟合考』は,開幕の諸相を懐古の対象としながら客観的な叙述に徹しており,大田南畝や山東京伝など,後々の考証家の間に広く読まれていた。<著作>『古今沿革考』(日本随筆大成第1期17巻),『古老茶話』(日本随筆大成第1期11巻),『事蹟合考』(『燕石十種』2巻)

(ロバート・キャンベル)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について | 情報

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