世界大百科事典(旧版)内の柴山出村遺跡の言及
【猫橋遺跡】より
…なかでも長さ14cm,一辺約3cmの角棒状品の側面に,繊細な縦型の流水文を鋭利な刃物で浮彫した木器は,用途不明ながらも弥生時代後期のものとしては,まれにみるものである。 遺跡の西400mには古墳時代前期の片山津玉造遺跡があり,柴山潟の北岸には北陸地方への弥生文化の伝播を知るうえに重要な柴山出村遺跡(弥生時代中期前半)がある。【工楽 善通】。…
※「柴山出村遺跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」