栄雅流(読み)えいがりゅう

世界大百科事典(旧版)内の栄雅流の言及

【飛鳥井家】より

…室町時代には権中納言雅世,権大納言雅親(1417‐90)父子が歌道の発展に尽くし,雅世は《新続古今集》の撰者となり,雅親も《飛鳥井家式法》《和歌道しるべ》《和歌入学抄》などを著した。また雅親は書道にも秀でて一家をなし,その流れを飛鳥井流あるいは雅親の法名にちなんで栄雅流ともいう。その後も代々禁裏・仙洞の和歌御会や蹴鞠会等に奉仕し,明治維新後も斯道の保存に尽力し,1884年華族令の制定に当たって伯爵を授けられた。…

※「栄雅流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む