世界大百科事典(旧版)内の栄養生長の言及
【徒長枝】より
…花芽の着生は枝の炭水化物含量と関連があり,枝の生長が盛んで,葉で合成された炭水化物の多くがそれに消費され,枝に蓄積する炭水化物が少なくなると,花芽は着生しない。したがって,果樹や花木の栽培では枝葉の生長(栄養生長)と花芽の形成(生殖生長)とをバランスよく行わせることが重要であるが,強い剪定を行ったり,雨が多かったりすると,このバランスがくずれ,栄養生長が盛んになり,徒長枝も多発する。【杉山 信男】。…
※「栄養生長」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」