栗栖野瓦窯(読み)くるすのがよう

世界大百科事典(旧版)内の栗栖野瓦窯の言及

【瓦窯】より

…粘土でつくり上げたを焼き締めるため地面に設けた。造瓦所に属する施設の一部であり,ほかに瓦製作に従事する工人の作業所である〈瓦屋〉〈造瓦屋〉〈瓦竈屋〉などと一体となって工房を形成していた。瓦窯には構造によって登窯(のぼりがま)と平窯(ひらがま)とがある。登窯の名称は,製陶用の窯に関して従来から陶芸家や研究者の間でそう呼ばれているもので,その構造は傾斜面に沿って下から上に向かって地表に数室を連続させた連房式となっている。…

【栗栖野】より

…平安時代初期に遊猟地としてみえ,近郊として宮廷の氷室(ひむろ)が設けられたり官窯が営まれたりしている。とくに栗栖野瓦窯は著名で,ここでの生産と思われる〈栗〉印の瓦が平安京跡からいくつか発見されていて,史跡に指定されている。中世にも近郊の勝地として親しまれたらしく,洛北七野の一つとして萩の名所でもあった。…

※「栗栖野瓦窯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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