校田之政(読み)こうでんのせい

世界大百科事典(旧版)内の校田之政の言及

【校田】より

…《日本書紀》によれば,大化改新に際して645年(大化1)8月に東国の国司に命じて田畝を校(挍)せしめたとされるが,これが最初である。6年ごとの班田収授の年には,班田に先立って国司が校田を行い,とくに畿内諸国では中央派遣の班田使(平安時代には校田使)が校田を行い,その結果を校田帳にまとめて太政官に報告することになっており,これを〈校田之政〉と言った。そのほか必要に応じて随時行い,また巡察使の職掌の一部として行うこともあった。…

※「校田之政」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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