世界大百科事典(旧版)内の根尖性歯周炎の言及
【歯痛】より
…しかし,その治療法が不確実であると,根尖歯周組織に炎症を生じ,二次的な傷害を招くことになる。
[歯周組織の炎症によって生じる痛み]
歯の生え際から生じる辺縁性歯周炎(いわゆる歯槽膿漏)によるものと,歯根の先端付近に生じる根尖性歯周炎によるものとがある。辺縁性歯周炎は,ほとんどが慢性の経過をとり,痛みを生じることは少ないが,炎症が進み歯が著しく動揺するようになると,物がかみにくくなることはもちろん,歯肉の発赤,腫張,化膿などを伴うようになり,痛みを生じることがある。…
※「根尖性歯周炎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」