世界大百科事典(旧版)内の根朱筆の言及
【蒔絵】より
…平目粉から円形の細粉をつくるこの造粉法は13世紀までさかのぼり得るが,それ以前の造粉法についてはまったく知られていない。
[蒔絵用具]
普通に用いるものとして,筆は線描用として根朱(ねじ)筆(ネズミ毛),根朱替筆,地描き用として猫毛の丸筆を用いる。梨地の地塗,金地の塗込みなどに用いる刷毛(はけ)は,兎毛製の兎(う)刷毛,猫毛製のタヌキ刷毛である。…
※「根朱筆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」