桂蟾(読み)けいせん

世界大百科事典(旧版)内の桂蟾の言及

【桂】より

…一方,《淮南子(えなんじ)》にさかのぼって,月の中に桂の木と蟾蜍(ひきがえる)がいるという民話が普遍化し,唐の段成式の《酉陽雑俎(ゆうようざつそ)》には,500丈の桂を呉剛という男が切ろうとするが切口はすぐにふさがるという話をのせる。桂蟾(けいせん),桂宮(けいきゆう)といった熟語は月の文学表現として頻用され,桂月,桂樹などの名号,桂園一枝,折桂などの言葉もこれと関係する。唐・宋以後,江南の開発にともない,桂はこの地方に多いモクセイを指す場合が多くなる。…

※「桂蟾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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