世界大百科事典(旧版)内の桜尾城の言及
【廿日市[市]】より
…御手洗(みたらい)川と可愛(えの)川の沖積地にある中心の廿日市は,中世以来山陽道の要衝で,毎月20日に市が開かれ,地名の由来となった。厳島神主藤原氏の桜尾城があり,鋳物師や厳島神社に仕える鍛冶,番匠,檜皮師などが居住し,町屋が形成されていた。近世には広島城下と玖波宿の間に置かれた宿駅として発展し,本陣が設けられていた。…
※「桜尾城」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」