世界大百科事典(旧版)内の棒組みの言及
【活版印刷】より
…いわゆる拾組みと呼ばれるもので,1ページにまとめるときは同一の作業者が行う。和文においては拾組みは,新聞や辞書の作業に棒組み(ページには関係なく一定の字詰・行間で連続して組むこと)として利用され,各記事ごとあるいは各見出し語ごとに拾組みしたものを,何回も校正したのち別の作業者がまとめ組み(大組みともいう)をする。植字によって組みあがったものは組版と呼ばれ,結束糸で周囲をしばってある(〈組版〉の語は,また文選,植字の2作業のうち,後者を指す場合,両方の作業を指す場合もある)。…
※「棒組み」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」