検注権(読み)けんちゅうけん

世界大百科事典(旧版)内の検注権の言及

【国検】より

…幕府は先例に徴して,国司在任中はこれを免除する処置をとった。これは幕府の国司検注権に対する干渉にほかならない。また《園太暦》所載の康永4年(1345)の摂津国の国司申状によれば,同国の検注にあたり農民は権門勢家の威をかり,耕地面積をごまかし,損免を強請する事態が起こっていると訴えている。…

※「検注権」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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