世界大百科事典(旧版)内の楽理の言及
【雅楽】より
…舞人ははじめ4人であったが,戦国時代末には12人の六佾の舞が現れた。五声,七声,十二律の音楽理論もしだいに整い,琴(きん),瑟(しつ),鐘(しよう),磬(けい),管,籥(やく),笙(しよう),篪(ち),壎(けん),缶(ふ),柷(しゆく),敔(ぎよ),鼓,編鐘,編磬などの古代雅楽器もひととおりそろい,これらの楽器は材質によって八音(はちおん)(金,石,土,革,糸,木,匏(ほう),竹)に分類された。漢代(前206‐後220)に至り,礼楽思想のもとに国家は統治政策の一端として雅楽の制度確立をはかった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」