世界大百科事典(旧版)内の構成ヘテロクロマチンの言及
【染色体】より
…成熟分裂第1分裂前期の太糸期において介在ヘテロクロマチンがこぶ状に見えることがあるが,これをとくに染色体瘤(りゆう)chromosome knobと呼んでいる。ヘテロクロマチンは,細胞がどのような生理的条件におかれたときにも存在する構成ヘテロクロマチンと,条件により消失したり出現したりする機能ヘテロクロマチンに分けられる。染色体をキナクリンやキナクリンマスタードで染色し蛍光顕微鏡でみると,構成ヘテロクロマチン部位は蛍光で光ってみえる。…
※「構成ヘテロクロマチン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」